HP Guide for Beginners(タイトルロゴ)


 (2020/1/13 Update) 


・・・実のところ、ここのページはコンテンツ修正は見送る予定だったのですが、2020年にもなって(シェアウエアで今はマイナーな)NextFTPの解説ではちょっと・・・と思い直し、(現在はWinSCPFileZillaが主流ですが)今でもそれなりにシェアがあり、私もずっと愛用しているFFFTPの解説を修正UPすることにしました。

(2018年春頃の"レスポンシブ化作業"の際、2000年頃にはすでに作成UP済みだった?FFFTP解説ページを、誤って消してしまってたらしいのは内緒)


"upload" 

一般公開できるだけのコンテンツのサイト(HP)ができ、"ローカルテスト"でもOKとなったら、いよいよ"世界に向けて情報発信!"です。

・・・当たり前の話ですが、自分のPC上で"ローカルテスト"をしているだけでは、誰もWWW上(ネット上)でそのサイトを見ることができません。

そこで、WWW上のどこかに自分専用のスペース("自宅サーバー"など、個人でWWWサーバーを持っている人は別として、普通は契約しているプロバイダーやレンタルサーバーのwwwサーバーの一部)を"レンタル"して持つことになるわけですが、そこに"サイト用のファイル"をUP(コピー)する時に使うのが、FTPソフトと呼ばれるアプリケーションです。

FTPソフトとしては、2020年1月現在はWinSCPFileZillaが主流ですが、ここでは、今でもそれなりにシェアがあり、私もずっと愛用している(Windows用)フリーソフトFFFTPを紹介します。

ダウンロード先:
 【無料】FTPクライアントのソフト一覧 - 窓の杜
 [設定・操作方法]
  1. FFFTPを起動する(ffftp.exeのアイコン(またはそのショートカット)をダブルクリック、またはスタートメニューから起動)
  2. FFFTP本体のみが起動した時は、メニューから「接続 → ホストの設定」(または「接続 → 接続」)を選択して「ホスト一覧」のダイアログを表示させる → "参考画面"
  3. 「新規ホスト」をクリックし、「ホストの設定」画面が出たら必要事項を記入
       ホストの設定名:任意のものでOK (例では「my-site」)
       ホスト名(アドレス):プロバイダー指定のWWWサーバー名
       ユーザー名:プロバイダー指定のアカウント
       パスワード/パスフレーズ:プロバイダー指定のパスワード
       (その他の欄は、とりあえずそのままでOKです。
       (「ホスト一覧 → 設定変更」で後から変更可))
FFFTP:「ホストの設定」画像
  1. 「OK」をクリック

    下図のように、ホスト("ホストの設定"ダイアログで設定したホスト名)がリストに追加されているのを確認し(この例では既に複数のホストが設定されています)、一旦「ホスト一覧」画面を閉じる

FFFTP:「ホスト一覧」画像
  1. ローカルディレクトリの画面を、サイト作成用フォルダの中身を置いている階層に移動・表示

    「名前」の上の、矢印の付いたフォルダのアイコンをクリックすると、階層が上がります。
    または、その右側のアイコン(「フォルダの移動」)をクリックするか、更に右側にあるプルダウンメニューでも階層を指定できます。

FFFTP:「ローカルディレクトリ階層移動」画像
   左側: ローカルディレクトリ:デフォルトでは"FFFTPプログラム
      フォルダ"が表示
   右側: WWWサーバー側のディレクトリ:未接続なので何も表示されて
      いません
  1. 再度、メニューから「接続 → ホストの設定」(または「接続 → 接続」)を選択して「ホスト一覧」のダイアログを表示させ、接続したいホストをクリックして選択し、次いで「接続」ボタンをクリック
    (注:下図のように、接続後にローカルディレクトリを変更することも
       できます。
       (画像は、マウスポインタをアイコンの上に持っていっている状態))
FFFTP:「ホストに接続中」画像
  1. 画面右側(ホストディレクトリ=WWWサーバー側)にフォルダがいくつか(1つだけのこともあります)表示されるので、ルートディレクトリ("www"や"public_html"という名前のことが多いですが、レンタルサーバーやプロバイダーによって違うので、各自確認して下さい)をダブルクリックする

    (Plalaなど一部のサーバーでは、直接wwwサーバーの中にアクセスするようになっているので、フォルダは表示されません。
    そのままファイルをアップロードして下さい)

  2. 画面左側のローカルディレクトリに含まれるファイルを、画面右側のホストディレクトリに、ドラッグ&ドロップで転送(UP)
    (ドラッグ&ドロップの場合、ファイル1つずつでも、"SHIFTキー"でまとめて選択してもOKです。
    また、ダブルクリック操作でも可能ですが、誤操作が起きやすいので、できればドラッグ&ドロップの方がいいと思います)
    (WWWサーバー側にあるファイルと同名のファイルを転送しようとすると、ダイアログが出るので、上書きしたい場合は"OK"(上書きするファイルが複数ある場合には"以降すべて")をクリックして下さい)
    転送(UP)が成功すると、画面右側にUPしたファイルが表示されます。
    全部UPし終わったら、指定されたURLをブラウザーに入力して、サイトが実際に思った通りに表示されるか確認して下さい。
  1. なお、FFFTPは「フォルダごとUP」操作が可能ですが、ホストディレクトリにフォルダを作成の上、ダブルクリックで開けて内部にUPする方が安全だと思います。
    その場合、右側画面(ホストディレクトリ)の何もない部分を右クリックし、「フォルダを作成」をクリックすると作成できます。
FFFTP:ホストディレクトリ側の空白部分を右クリックした時の画像

(もし、間違って必要ないファイルをUPしてしまった時は、画面右側(ホストディレクトリ)の消去したいファイルを(左)クリックし、次いで右クリックでショートカットメニューを出し、"削除"を選択すると消去されます)